4月中旬にアルゼンチンのウシュアイアに行って、ビーグル水道ツアー(ペンギンツアーではない)に参加してきました。とてもよかったので紹介したいと思います。
まずウシュアイアはアルゼンチンのパタゴニア地方の最南部にあり、世界最南端の都市です。最南端の村はウシュアイアよりもう少し南に行ったところにあるPuerto Williams村です。
ウシュアイアではペンギンのビーグル水道ツアーが有名ですが、4月頃からはもうペンギンは見ることができないそうです。
ビーグル水道ツアーを実施しているツアー会社は海沿いに行けばたくさんあります(下地図の赤丸)。
ツアー会社によって、ツアーの内容(ツアー時間、訪れる島の数と場所、船の種類、参加人数、料金)は様々です。
僕は、Yate Tangoというツアー会社のビーグル水道ツアーに参加しました。ツアー内容が充実していて、人がよさそうだったので。これが本当に大正解でした。またツアー開始時間まで事務所で待っているときには、マテ茶をタダで何杯もくれまました。
ツアー概要
▪️料金:550ペソ+水道入場税15ペソ
▪️ツアー時間:13時から17時
▪️訪れる島の数:3島(鳥やアザラシがいる島、灯台がある島、トレッキング(40分)をする島)
▪️船の種類:小型船
▪️参加人数:最大10人程度
▪️備考:飲み物とお菓子付き
ビーグル水道ツアーに参加してみた。
参加者は、僕以外に、イタリア人、カナダ人、アルゼンチン家族で計8人。僕以外はスペイン語を話せるのでツアー中はスペイン語での説明がメイン。たまに英語で説明してくれます。見るだけで十分楽しめるので、説明はあまりなくてもいいと思いました。
この小型ボートで行きます。
最初は船の後部(外部)に座って、ボートの航行と景色を楽しみました。
15分か20分くらいで島に到着。船の前部に移動します。船の側面の細い部分を歩きます。
島には大量の鳥が。天気も良くてめちゃくちゃいい感じです。
アザラシやアシカもいます。かわいいです。
しかも大量。ちょっとかわいくないです。
灯台がある島へ移動。途中、わざと速度を落として波を超えて、揺れを楽しみました。これがスリル満点で、船が転覆するかと思いました。
この写真では伝わりませんね。
灯台に到着。
次はトレッキングをする島へ行きます。
その前に休憩です。船内に入りマテ茶を飲んだりお菓子を食べました。
操縦桿を握らせてくれました。
島に上陸。トレッキングと言っても40分だけなので、散歩に近いです。それでも色んな植物を間近で見ることができて、楽しかったです。
なんかの実です。ちょっと苦かったです。
地名にもなっているカラファテという植物。実はなっていませんでしたが、葉っぱも食べることができます。これは酸味があっておいしかったです。
これは岩に苔が生えているのではないです。これ全体が植物で、この地域特有のものだそうです。
島の頂上からの景色。これでツアーは終了。あとは帰るだけです。
帰る途中に締めの1杯。
まさかビールが出てくるなんて思いもしなかったので、感動しました。最高でした。
色んなビーグル水道ツアーがあるなかで、このツアーはたぶん最長の4時間。内容が充実していて、ガイドの人もいい人で、ペンギンが見れなくても十分でした。ウシュアイアに来てよかったです。
持って行った方が良い物
▪️防寒着。寒いです。特に航行時。
▪️サングラス。晴れの日は日光がかなり強いです。
▪️日焼け止めクリーム。上に同じく、日焼けする可能性があります。
▪️酔止。船酔いする人は必須。