TOEICで3ヶ月で300点上げた際にした10のこと

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TOIEC模試  英語

「TOEICで高得点を取ったら英語が話せるのか、聞き取れるようになるのか!?」で書きましたが英会話の勉強方法として、TOEICはあまりおすすめしません。しかし、仕事や就職活動などで必要になることがあります。その場合は、集中して勉強してサクッと取りましょう。

僕は3ヶ月で555点から845点にしました。(正確には3ヶ月で290点UP)。そのときにやったことを紹介します。

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僕のTOIEC受験について

TOEICの受験結果

3ヶ月でIPテストを含めて3回受けました。その結果がこちらです。
1回目675点
2回目765点
3回目845点
※IPテストとは、団体特別受験制度(IP: Institutional Program)のことで、社内や学内などで自由にTOIECのテストを実施できるようにTOIECが提供しているテストです。

TOIECの勉強を始めた時の英語力

勉強を始める時の英語力によって、方法や目標点数を取るための勉強期間が変わるかもしれませんので、当時の僕の英語力について書きます。ただどのレベルであれ、僕がやったことは参考にはなると思います(詳しくは私の英語履歴)。
曖昧な表現になりますが、基本的(高校レベル)な文法は理解できていました。単語力も基本的なものは知っていたと思います。なので、少なくとも大学生なら同じ方法で、同じ期間で僕と同じだけの成果は出ると思います。

3ヶ月で300点上げた際にした10のこと

1. 目標を設定

まず最初にやるべきことは、目標の点数を設定しましょう。
次に、その点数を取るためには何問正解すれば目標点が取れるのかを確かめましょう。
TOEICの採点方式は少し複雑のようで、さらに公表されていないためよくわかりませんが、基本的には1問5点と考えればいいと思います。問題集には各問題の点数の目安が書いてありますので、それを参考にしてもいいと思います。

2. 今の実力を知る

勉強を始める前に、今の自分の力はどのくらいあるのかを知るために模試を解きましょう。模試を解いたら、目標に対してどうだったのか確認して、あと何問正解しなければならないのかを知りましょう。同時に得意な部分と苦手な部分を知ることが大切です。リスニングとリーディングどっちが得意なのか。リーディングでは短文穴埋めよりも長文読解のほうが得意なんだなとか。

3. 戦略を立てる

得意、苦手を踏まえて、どのセクションでどのくらい点を取るようにしようという戦略を決めます。大切なのは、ここでの目的は目標点を取ることだということです。もう一度いいますが、TOIECで高得点を取ったからといって、英会話はあまりうまくなりません。TOIECの点数が必要だから取得するという風に割り切りましょう。なので、全ての問題を解けるようになる必要は全くありません。目標点数を取れさえすればいいのです。だから苦手な部分を克服してもいいし、 得意な部分で点を稼ぐという戦略も全然ありだと思います。もちろん満点が目標点数ならば、全問解けるように勉強しましょう。

4. TOEICの基本勉強方法

基本は模試を解いて、答え合わせして解説を読む。その繰り返しです。同じ問題を解いても構いません。
初めて解く問題の時は、本番と同じ形式(時間制限を設けて)でやったほうがいいと思います。なぜなら模試の数が限られているので、初めての問題を解く時はその都度、本番同様の経験を積んだほうがいいです。2回目以降は自分の都合に合わせて途中でテストを区切ってもいいと思います。
単語や熟語、文法は問題を解いて復習しながらその都度覚えましょう。別途単語の勉強をする必要はありません。

勉強時間の目安としては、1日1時間から2時間が理想です。できるときはもっとやりましょう。4時間とか。時間が取れない時はしょうがないですが、できるだけ毎日続けるようにしましょう。質も大切ですが、量も大切です。

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5. 文法を調べる

TOIECの模試の解説を読んでも文法がわからないときは、インターネットや参考書で調べましょう。

総合英語Forest 7th Edition。基本的な文法が網羅されていて、文法の辞書代わりとして最適です。

一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法。こちらも必要な文法が網羅されているのですが、ネイティブスピーカーの考えを元に説明されていて、英会話をする点でかなり役立ちます。

6. テクニックサイトを見る

TOEICにはテクニックというか、問題の傾向があります。それを知ることで、正解率を上げることができます。テクニックの例としては、リスニングで選択肢に問題文で流れた同じ単語が出てきた時は、それは違う確率が高いなどです。

新TOEICテスト 直前の技術―スコアが上がりやすい順に学ぶ。TOEICのテクニックならこの一冊で十分というくらい、各パートごとのテクニックが紹介されています。

TOEIC® テスト いきなり600点!非常に読みやすい本で、入門者にぜひおすすめの一冊です。

7. TOEICの設問を聴きまくる

TOEICの設問をたくさん聴いて、リスニング力を鍛えましょう。全然聞き取れない場合は、文を見ながら聞いても構いません。とにかく聴きましょう。通勤通学時間や寝るときでも構いません。勉強期間中は音楽の代わりに、TOIECのリスニング問題を聴きましょう。可能ならば2倍速で聞くことをおすすめします。iphoneなどでは簡単に2倍速で聴けます。

8. テストの時のテクニック

この方法はあまり一般的ではないですが、本当におすすめです。この方法によって、リスニングPART3と4の正答率が20%くら上がった気がします。リスニングのPART3とPART4の設問と選択肢を事前に一読しましょう。リスニングテストが始めると各設問についての説明が流れますが、その間に読みまくりましょう。設問だけ読むのが一般的なやり方だと思いますが、選択肢も必ず読みましょう。選択肢も読むことにより前情報が多くなるので、問題文を理解しやすくなります。これをすることで、聞きながら選ぶということもできるようになりました。

9. 精神論(おまけ)

できるということを信じましょう。ネットの記事とか友達との会話とかで、700点と800点の間には壁があるとか、800点取るには1年かかるとか、そういうことを耳にすることがあるかもしれませんが、絶対に信じてはいけません。その変な噂のせいで、勉強のパフォーマンスが落ちたり、やる気がなくなったらもったいないです。できるというポジティブな気持ちをもった状態の方が、勉強が捗ると思います。自分を信じましょう。

10. テスト直前に。。。(おまけ)

TOIEC当日の試験会場で、テスト開始10分から15分前に、その時に頭に浮かんだ不安なことを紙に書きましょう。例えば、「間違えたらどうしよう、時間切れになったら嫌だな、リスニングが全然聞き取れないかも」など。これはシカゴ大学の心理学者Sian L. Beilock准教授らの行った実験により明らかになったことなのですが、試験に関する不安を試験直前の10分間に紙に書き出すことにより、成績が向上するそうです(試験前に不安な気持ちを書き出すことでパフォーマンスが向上、「本番で実力を出せる」ように)。効果があったのかは不明ですが、たまたま3回目のTOEICテストを受ける前に、このことを知ってやってみた結果、845点を取ることができました。

僕がTOEICで3ヶ月で300点上げた際にしたことは以上です。参考になれば、幸いです。

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