フィリピンは世界有数の英語大国で、その英語力もあって国内には英語圏企業のコールセンターがあったり、日本人、韓国人、中国人など向けの英語学校が多数あります。個人差はありますが、ほとんどの人が英語を理解でき、話すことができます。特に高校・大学教育を受けているフィリピン人はとても流暢に英語を話します。
フィリピンの公用語はタガログ語ですが、小学校から英語の授業が毎日あって、英語の授業では先生は英語のみで教えて、生徒も英語しか話してはいけないようです。英語以外の授業も英語で受けることもあるようです。そういう教育を16歳(高校卒業)または大学卒業(20歳)まで受けています。※最近は教育制度が変わり18歳で高校卒業するようになったとの話も聞きましたが、よくわかりません。
フィリピン人同士は基本的にはタガログ語や地域の言語(例:セブアノ語)を話していますが、街中には英語が溢れています。映画館ではアメリカ映画などの英語の映画は吹き替えや字幕なしで英語のまま上映されています。またショッピングモールなどでの街中のイベントでは英語で行われているものもあります。
フィリピン人の英語の特徴
以前に2週間ですがフィリピンに英語留学行ったのと合計3ヶ月ほどフィリピンで過ごした経験からフィリピン人の英語の特徴を書き出してみました。
■ネイティブと比べると話すスピードが遅い。
ネイティブスピーカーと比べると、話すスピードが遅いです。つまり聞き取りやすいです。
■訛り(フィリピン人特有)がある。
コールセンターや語学学校などで働いているフィリピン人はしっかりと訛りがないように訓練されていますが、一般のフィリピン人は特有の訛りがあります。日本人の英語が訛っているのと同じように、フィリピン人の英語も訛っています。ただ日本人よりかは圧倒的に発音がうまいと思います。
■まれに文法がデタラメ。
メールをやっていると文法がでたらめで、何を言っているのかわけがわからないときがまれにあります。もしかしたら、僕の英語力が足りないのかもしれませんが。
■語彙力がすごい。
アメリカ映画や英語の本に慣れ親しんでいるだけあって、かなりたくさんの単語や熟語を知っています。もちろんネイティブスピーカーよりは劣るけれども、すごいです。
フィリピン人の英語力は非常に高く、ほとんどの人が英語を話すことができます。フィリピン人の性格は優しく、英語が話すのが苦手でちゃんと話すことができなくても、ゆっくりとこちらの話を聞いてくれます。とても旅行しやすい国だと思います。
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