ベトナムに滞在できる日数が残すところわずか1日となり、急いでラオスのヴィエンチャンに向かいます。
ベトナムのハノイからヴィエンチャンまでは飛行機でも行けますが、お金がかかるので今回はバスで移動することにしました。
陸路(バス)でハノイからヴィエンチャンへの行き方
ここではヴィエンチャンまでの行き方をまとめていますが、ハノイからルアンパバーンへのバスも出ており、ルアンパバーンへはヴィエンチャン経由ですのでだいたい同じような道で行くと思いますので、参考にしてください。
バスチケットを購入
ヴィエンチャン行きのバスのチケットを購入します。ホアンキエム湖近くの安宿街にはたくさん旅行代理店があります。価格は25ドル〜30ドルくらいです。多少吹っかけてくるので2,3軒回るといいと思います。海外旅行ではとりあえず値切って、数軒訪ねるというのが鉄則です。
バスターミナルへ
指示された時間に旅行代理店に行きます。20分くらい経ち大丈夫かなぁと不安になりつつあると、バイタクが現れて、乗れと言います。バイタクのおじさんは夕方の混雑をすり抜けながらものすごいスピードで走ります。途中、何度も車にぶつかりそうになって驚いた声を出すと、オーケー、オーケーと言います。全然オーケーではありません。30分くらい走ると道路脇に止まり、荷物を乱暴に下ろされ、ここで待てと言います。これは置いてきぼりにされるまずいやつかなと思い警戒しましたが、逃げるそぶりはないので言われた通りに待ちました。
待つこと15分、1台のタクシーが来て、中から外国人旅行者が5人くらい降りてきました。ようやく安心しました。
さらに1人のおじさんが現れてついてこいと言います。やっとバスターミナルにつきました。言われるがまま、パスポートを提示したりして手続きを済ませました。
寝台バス
ヴィエンチャン行きの寝台バスは2列2列の4列シートでした。
僕が乗るときにはすでに他の乗客が乗っていて、ふくよかなポーランド人の女性、ふくよかなイギリス人の男性、小柄なロシア人男性の誰かの隣に座るように指示されました。迷わずロシア人の横を選びました。
ちなみにベトナムの寝台バスのようにwifiはありません。
ハノイからヴィエンチャンまでは約20時間です。かなり長旅になります。長距離バスを利用する際には事前の体調管理が大切です。少なくとも当日は腹痛や下痢を誘発しそうな食事は控えましょう。トイレは4,5時間置きに休憩するお店にあったり、バスの中にもありますが、休憩所のトイレは基本的には和式であまり清潔ではないので、頻繁に使いたいものではありません。バスの中のトイレは狭くて、さらに揺れが激しすぎて、使うのはかなり厳しいです。本当の緊急時のみの使用って感じです。
ベトナムとラオスの国境
朝5時くらいに国境に到着。
初めての陸路での国境越え。感動です。
出国手続きがまだ始まってないようで、たくさんのバスが待機しています。お店があるのでご飯を食べることができます。
出国手続き。1ドルを払います。ベトナムドンでも支払い可能です。
国境ではラオスの通貨であるキープに両替もできますが、ラオスの入国時にはドルやベトナムドンを使え、ヴィエンチャンのバスターミナルから中心街への移動もキープがなくてもなんとかなるので、両替する必要はありません。
次はラオスへの入国手続き。ここでも1ドル払います。
再びバスで7,8時間。
ヴィエンチャンのバスターミナルから中心街へ
バスターミナルから街の中心地は直線距離で9kmほど離れています。かなり暑くてバックパックを背負って行ける距離ではないので、みんなでトゥクトゥクに乗りました。
2万キープ。ドルも使えると聞いていましたが拒否されました。キープを持っていなかったので、中心街にはATMがたくさんあるのでそこで下ろすことになりました。
ラオスは周りに海の無い内陸国のためか、かなり乾燥しています。舗装されていない道路が多く、砂埃がすごいです。
ホテルに到着。最終的にはドルでもいいってことになり、僕はポーランド人に借りて払いました。ありがとう。
初の陸路での国境越えでしたが、無事に過ごせてよかったです。
ラオビールで乾杯。