グヌン・ムル国立公園(Gunung Mulu National Park)とは、ボルネオ島のマレーシア領内にある世界自然遺産で、世界最大規模の洞窟と膨大な種類の動植物が生息している熱帯雨林があります。僕はこれまでに30カ国ほど訪問していますが、グヌン・ムル国立公園は特におすすめする観光地のひとつです。自然が好きならば絶対に行くべきです。
グヌン・ムル国立公園への行き方
飛行機で、クアラルンプール(Kuala Lumpur)から国内線でムル空港(Mulu)まで行きます。クアラルンプールからムル空港への主な行き方は2経路あります。
1. コタキナバル(Kota Kinabalu)経由
クアラルンプールからコタキナバル(2時間30分)に行って、コタキナバルで乗り換えてムル(50分)に行きます。
2. ミリ(Miri)経由
クアラルンプールからミリ(2時間15分)に行って、ミリで飛行機を乗り換えてムル(30分)まで行きます。ミリ経由の方が飛行機の便数が多いです。
クアラルンプールを朝の8時頃出発して、14時頃にムル空港に到着するスケジュールが一般的だと思います。
空港からグヌン・ムル国立公園
ムル空港から公園まではミニバンがあります。料金は5RM(2013年年末年始)。
グヌン・ムル国立公園
グヌン・ムル国立公園には世界最大規模の洞窟を含む4つの洞窟と動植物が豊富な熱帯雨林があります。園内には様々なツアーが用意されており、公園内の自然を存分に楽しむことができます。レストラン、宿泊施設も園内にあるため、非常に便利で一日中遊ぶことができます。
【参考記事】マレーシアのグヌン・ムル国立公園観光では園内の宿がおすすめ
グヌン・ムル国立公園に入る際には入場料を払う必要があります。チケットは5日間有効です。
大人:30RM
小人:10RM (7 – 18歳)
※6歳以下は無料です。
公園事務所周辺の森林内には遊歩道が設置されていて、手軽に散歩することができます。森のなかにはいろんな植物や鳥や虫などがいて、とても楽しいです。
ディア洞窟付近の広場から夕方食べ物を探しに飛び立つ数百万匹のコウモリの群れが、まるでドラゴンのように飛ぶ姿を見ることができます。
グヌン・ムル国立公園のピークシーズンは6月から9月です。その時期は事前に宿とツアーを予約することをおすすめします。グヌン・ムル国立公園のHPから予約できます。年末年始も営業しています。
園内の宿は割安なドミトリーと1から8人部屋の個室がありますので、1人でも大人数でも安心です。
グヌン・ムル国立公園を知っている人は少ないです。僕が世界一周中に出会った人ですら知っている人はほぼいませんでした。でも本当に驚きや感動がたくさんできるところなので、ぜひ行ってみてください。