朝起きてテントを撤収する前に摩周湖に行ってきました。桜ヶ丘森林公園オートキャンプ場から第一展望台まではバイクで20分ほど。摩周湖に行くまでの道路は霧に包まれていて、よく聞く霧の摩周湖が見られるのでは?と期待しました。
摩周湖の周りには霧が広がっていました。
季節や時間やそのときの天気によって、自然の表情というか景色は変化するので、たまにはそういうのにこだわってみようかなとふと思いました。ちなみにこのときの時間は6時50分頃でした。早朝なら見えるらしいので、霧の摩周湖を見たい人はもっと早く行った方がいいと思います。
昨日夕方に開陽台という展望台に行ったのですが、たぶん早朝にそこに行っても美しい景色が見られるはずです。開陽台展望台からは広大な大地が見渡せて、草原の地平線までもが見えます。そこに早朝に行けば、雲海が辺り一面に広がりまるで雲の上にいるような感覚が味わえるのではと想像しています。次回、北海道に行ったら見たいと思っています。
テントを撤収して阿寒湖へ。阿寒湖近くにあるアイヌコタンというアイヌの集落があり、そこで伝統舞踊を見るため時間が無ったので、阿寒湖畔エコミュージアムセンターのみに行きました。入場料は無料で阿寒の自然を学ぶことができます。阿寒湖畔を散策することはできませんでしたが、充分楽しめました。特に展示物に様々な仕掛けがあって子供は楽しめると思います。時間があれば雄阿寒岳や雌阿寒岳の登山や阿寒湖畔をハイキングしたかったなぁ(阿寒湖観光ナビ)。
阿寒湖畔を惜しみつつアイヌコタンへ。アイヌ音楽のBGMが流れ雰囲気がガラッと変わります。
アイヌの独特の模様を彫った彫刻など工芸品のお店が並んでいます。
アイヌ民族が神様と崇めているフクロウのモニュメント。
まるで外国に来たような感覚にだんだんとなってきました。
アイヌの伝統舞踊や人形劇はイコロシアターで開催されます(割引クーポン有)。
アイヌの民族衣装を着て独特の音色とリズムと踊り。非常に幻想的で、アイヌ民族ってなんなんだろうと興味が湧きました。
講演の終盤には、観客が参加できる踊りもありますので、ぜひアイヌ文化を体験してください。僕も最初は少し恥ずかしかったですが踊りました。振り付けは簡単でとても楽しかったです。あとから、お土産屋さんのおばさんと話したら、この踊りを踊ると良いことがあるという言い伝えがあるそうです。アイヌ舞踊を踊って楽しんで幸せになりましょう!
講演後、お土産屋さんで舞踊で使われていたアイヌのムックリという伝統楽器を買ってしまいました。せっかくなんで世界一周旅行に持って行って海外の人に紹介しよう。
釧路でエゾジカ料理グランプリがあることを知って、阿寒湖温泉に入らずに急遽行きました。
着いたのは13時すぎでしたが、既に半分くらいのお店は売り切れていました。早めに行きましょう。エゾジカロールを食べました。エゾジカ入りのキーマカレーと野菜が包んでありました。味はおいしかったですが、エゾジカっぽさっていうのはないんですかね?食べやすいようにエゾジカの臭みを消している せいか、カレーの味で牛肉と同じような味でした。全然わかりませんが、なんか多少食べにくいっていう人もいてもいいから、もっとエゾジカ独特の匂いや味がわかるような攻めた料理であればおもしろいかなと思いました。

釧路ということで、釧路湿原にも行きました。展望台は470円で入場できます。景色は良いけれども、正直、昨日行った無料の開陽台の方が広大な景色でよかったと思いました。
夜ご飯は、北海道で出会ったライダーの方に教えてもらった平和園という焼肉屋さんへ行きました。ここは本当にいいです。北海道の優しさです。
ここのすごいところはジンギスカン定食。
ジンギスカン、ごはん、みそ汁、漬け物、フルーツでなんと、540え〜ん。安すぎます。味もめっちゃおいしい。平和園は北海道にいくつか店舗がありますので、ぜひ行ってみて下さい。ちなみに定食は昼でも夜でも注文できます。おすすめです。
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